ドアを開けると、マスターらしき男性が本を読んでいました。
ジャズが流れる店内。重厚感のある香り。
お昼時だっていうのに静かで、まさかお客さんが入ってくるとは って表情でした。
「ローズルーム」は、那覇のサンライズ通りにあるレトロな雰囲気の喫茶店。
壁にはいくつもの時計があって、思い思いの時を刻んでいました。
お聞きすると、オープンして44~45年だそうです。
いろんなものが変わっている中で、変わらない魅力ってありますね。
メニューには、カレーや、カルボナーラ等ありましたが、ここはやっぱり、ナポリタンでしょ。
と、ナポリタンセット(750円)にすることに。
シンプルで美味しかったです。
窓際の席に目をやると、「Merry Christmas」の飾りがしてあります。
じつはクリスマス感いっぱいのお店でした。
そして、私が釘付けになったのは これ!
「Sho Family,Royal Family of the Ryukyus」って書いてあるじゃないですか。
琉球? 尚家?
これ何ですか? いつ頃の写真ですか。
と質問攻めにする私。
日本政府が、琉球王国を日本に統合した「琉球処分」。
その後、尚家は東京移住を強制され千代田区にお住まいになっていました。
この写真は、東京でのお正月の時だそうです。
どうしてこの写真があるんですか。
って問いに、ふふっと ちょっとはにかみんで何も答えないマスター。
二階にも上がってみたいし、評判のパンケーキも食べたいし、また行くしかないです。
※マスターの許可を得て写真撮らせていただきました。
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