歴史・文化– category –
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おきなわの言葉
切手コレクター
沖縄日本復帰の話、第三弾。今回は、切手です。琉球最後の切手は、嘉瓶(ゆしびん)のデザインでした。嘉瓶は、お祝いごとに使用する酒器。おめでたいとか、縁起がいいことを意味します。鳩が中央にある5セントのものは、沖縄返還協会批准記念切手。(196... -
ちゅーぬうちなー
復帰の三大事業
沖縄が日本復帰(1972年5月15日)した頃、それを記念して、3つの事業がおこなわれました。それは、植樹祭、若夏国体、沖縄国際海洋博覧会の3つ。①植樹祭沖縄南部の糸満市摩文仁は、沖縄戦で最大の激戦地。焼き払われたこの土地に、植樹することで、緑を... -
ちゅーぬうちなー
5月15日のこと
5月15日は、1972年に沖縄が、アメリカから日本に返還された日です。そんな歴史的な日ですが、どうして5月15日になったかご存知ですか。日本は、新年度にあたる4月1日と考えていたようですが・・・アメリカは、7月1日を主張していて、あいだをとって5月15日... -
ちゅーぬうちなー
なはを走る電車
昔、那覇の街中を路面電車が走っていたそうです。電車というと「けいびん」を思い浮かべますが、今日は路面電車の話。那覇港近くの通堂(とんどう)駅から、首里駅までの所要時間は約32分。路線距離は約7キロ、20駅あったようです。(この絵本では19駅で... -
ちゅーぬうちなー
タマンチャーブイ
琉球王国時代の「玉冠(ぎょくかん)」が、今、那覇市歴史博物館に展示されています。この玉冠は、国王が儀式のときに着用していたもの。国宝です。数点あったそうですが、沖縄戦でゆくえがわからなくなり、今あるのはこの1点だけ。金の糸に、金や銀、水... -
ちゅーぬうちなー
琉球の織色に魅せられて
「首里織」は、沖縄の伝統的な織物のひとつ。那覇市首里で織り継がれたものです。7種類あって①花織 ②花倉織 ③道屯織(どうとんおり) ④諸取切(むちどつり) ⑤手縞(てぃじま) ⑥煮紹芭蕉布(にーがーしばさー) ⑦花織手巾(はなういてぃさーじ)と... -
ちゅーぬうちなー
航海を守る神さま
那覇の街角に、なにげなく目をやると趣のあるエリアがあります。石門と「天妃宮跡(てんぴぐうあと)」と書かれた石碑がある。中国福建省に、まそという女性がいました。この女性は、吉兆を占う能力があり崇められていたそうです。まそは死後、航海の安全... -
ちゅーぬうちなー
進貢船
琉球時代、中国との交易のために使用していた進貢船は、ちょっとした特徴がありました。船体には目玉らしきものが描かれ、側面に四角い窓らしいもの、マストには旗が掲げられていました。これって、なんだと思いますか。船の両サイドにある四角い窓のよう... -
おきなわの言葉
うまどぅけーらし
首里から中部へいく道「普天間街道」ここ当山の石畳もその街道の一部だそうです。坂を下ると、アーチ型の橋があり、上り坂が続きます。この坂は「うまどぅけーらし」と言われていてその意味は、「馬が転ぶほどの急勾配な坂」だからだそうです。国王が、首... -
ちゅーぬうちなー
さっぽうしちひ
琉球王国時代、首里の水は、とても美味しく評判が高かったようです。その記録がこちら。守礼の門を過ぎて、首里城へ向かって歩いていくと、左手に園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)があります。さらに歩いていくと、階段があって、その先は、... -
ちゅーぬうちなー
目標達成まであと15日
今、とても楽しみにしていること。今月末におこなわれる現代版組踊「肝高の阿麻和利」を観に行くことです。現代版組踊とは、琉球王国時代から伝わる「組踊(※1)」を現代風にアレンジしたもので、地元うるま市の中高生たちが、勝連グスクの城主「阿麻和利... -
ちゅーぬうちなー
徳川家康へ献上したもの
ハイビスカス(仏桑花)のことを、沖縄では「あかばなー」といいます。このあかばなー、開花時期は、5~10月頃と言われていますが、沖縄では通年見ることが出来ます。「1609年12月、島津家久が、駿府城にいる徳川家康へ あかばなーを献上した」という記録... -
ちゅーぬうちなー
美がよみがえる
「模造復元」って手法があります。調査をし、製作された当時を忠実に復元し、作っているもの。材料も可能な限り、当時と同じものを用いているようです。「レプリカ」と、どう違うんだっけ、と調べてみると。レプリカは、複製品。レプリカは、経年でついて... -
ちゅーぬうちなー
けんりゅうの時代に
かつて、八重山で人口の1/3が亡くなるという衝撃的なことがありました。1771年、日本が江戸時代のことです。大地震があって、そのあと3回も大津波が押し寄せてきました。津波の後は、疫病が蔓延したこともあって、人口は減り続け・・・被害の少なかった西表... -
おきなわの言葉
首里までの道
尚寧王の道 尚寧王 安波茶橋