ちゅーぬうちなー– category –
-
ちゅーぬうちなー
ぐしちゃん浜
いつかの朝、ぐしちゃん浜にいったときのことです。ひとけがなくて、しーんとしていました。沖縄の海は、どこも人気だけど、ここはまだ穴場的なところかもしれません。海沿いを歩くのは、気持ちがいい。大きな岩がいくつもありました。このあたりでは、海... -
ちゅーぬうちなー
ほろほろー
「ほろほろーする」この可愛い響きのことばを沖縄では、「ぶらぶらする」「お散歩する」と訳します。そしても、もうひとつの意味がありました。具志頭(ぐしちゃん)地方の方言で、ヤブニッケイのこと。ヤブニッケイとは、近畿地方より南、沖縄でもみられ... -
ちゅーぬうちなー
自然にできた橋
八重瀬町の住宅街、白水川にかかってる橋。ここ「ハナンダー」は、琉球石灰岩で自然にできた橋です。それがどうして、こういう橋になったかというと、・もともとは洞窟で、雨や風、川の浸食をうけて橋になった説。・地殻変動で崩壊した一部って説。のどち... -
ちゅーぬうちなー
夏至の日に行きたいところ
沖縄には、多くの城跡がありますが、ここも是非いっておきたい城跡のひとつ。南城市にある「玉城城跡」です。沖縄のことばで、お城をグスクというので、「玉城グスク」と言うこともあります。こんな神話があります。海のかなたの理想郷、神々の住む久高島... -
ちゅーぬうちなー
ンマハラシー
沖縄でも競馬がおこなわれた時代がありました。琉球競馬とか、沖縄のことばでは「ンマハラシー」と言います。この琉球競馬の特徴は、速さを競うわけではなくて、美しさを競うことです。それも二頭のみで。赤と白で分かれていて、勝ったほうの旗を挙げます... -
ちゅーぬうちなー
てぃだ うっかー
安全祈願をする場所は、あちらこちらにありますが、ここもそのひとつ。南城市にある「テダ御川(てぃだ うっかー)です。「てぃだ」とは、沖縄のことばで、太陽のこと。太陽神がこの場所に、降臨したのが名前の由来です。琉球国王は久高島へ行く前に、こ... -
ちゅーぬうちなー
飢餓を救った食べもの
かつて、沖縄で飢饉だった時代に食べられていたもの。何だかわかりますか。それは、「ソテツ」です。有毒だと言われていますが、毒抜きをすれば食べられるようです。ただ、毒抜きの仕方を間違えると食中毒を起こし、最悪の場合には命を落とすことになりま... -
ちゅーぬうちなー
琉球八社
琉球八社と呼ばれている八つの神社があります。それは、琉球王国時代、王府から特別な扱いをうけた神社。那覇市内には、安里八幡宮、波上宮、沖宮、末吉宮、識名宮、天久宮、宜野湾市に、普天満宮、金武町に金武宮があります。安里八幡宮は、八幡神が祀ら... -
おきなわごはん
ストレルカ
先日、買い物していたら見かけたお菓子。一瞬、通りすぎるところでしたが、商品名が目に入ってきました。「ストレルカ」・・・?初めてみたお菓子です。これは沖縄方言? 聞き慣れない名前を調べてみるとロシア語だそうです。意味は「矢」ずっしりと重く... -
ちゅーぬうちなー
自分の内に潜む敵
東京オリンピックの競技科目になり、注目を浴びた「空手」。空手の発祥は諸説ありますが、琉球王国の士族が教養として学んだ護身術がルーツという話があるようです。琉球古来の武道の「手(ティー)」と 中国から伝わった拳法を取り入れて生まれた空手。... -
ちゅーぬうちなー
かつての那覇
昔、那覇は、浮島だった。って話を聞いたことある方、いるかもしれません。今は、陸続きだけど、ここは海だったって話。国際通りの歩道に、こんな説明が突如現れます。今の西町、東町あたりは浮島の一部で、祟元寺(那覇市安里付近)から、長虹堤という橋... -
おきなわの言葉
沖縄で好きになった子が
やっと、1巻目読み終えました。密かなブームの漫画「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」です。東京から転校してきた中村君。中村君は、同じクラスに好きな子が出来ました。その好きな子、ひーなーは、沖縄の子で女子高生なのに、まるでおばぁ... -
おきなわごはん
こんな使い方あります
この投稿をInstagramで見る @henri20160926がシェアした投稿 「大人な黒糖ココア」ファンの方からの投稿です。・ホイップクリームに入れてます。 ほのかな甘味で、甘いものが得意じゃない夫も絶賛の美味しさです。・クッキー作りにも... -
おきなわライフ
人は右、車は左
沖縄で、ある程度の年齢の方だと、聞き覚えのあるフレーズです。それまで車は、右側通行でした。それがある日を境に、左側通行になったんです。それが「ナナサンマル」1978年7月30日のことです。テレビコマーシャルやポスターで、県民に周知していたようで... -
おきなわの言葉
季節の風物詩
那覇に「落平樋川」と呼ばれている場所があります。「うぇんだ ひーじゃー」と呼びます。「樋川(ひーじゃー)」とは、沖縄のことばで、流れてきた水を溜めているところを意味します。那覇はかつて、浮島で海に囲まれていました。井戸水は塩分が多くて、...