沖縄宝島より新年のご挨拶

ぶながやのみた夢

旧大宜味村役場庁舎前にある、がじゅまるの木にいた赤い子たちを見てから、
ずっと気になっていた「ブナガヤ」

こんな絵本を見つけました。
たいらみちこさんの「ぶながやのみた夢」
大宜味の森に住んでいる ブナガヤのキキが、平和を願いさすらう物語です。

挿し絵は、沖縄の伝統的な染め物「紅型(びんがた)」
色合いがとても美しくて、次のページをめくるのが楽しみでした。

大宜味村の特産品 シークヮーサーや、ウタキ(祈りの場所、聖域)、
ヒヌカン(火の神様)、シーサー(沖縄の守り神)と、沖縄ならではの言葉が出てきます。

沖縄のことばで書かれていることには、その都度説明があるので、方言が少し理解出来るようになりそう。

そして、見どころは「石敢當(突き当りにある魔除け)」との会話。
ブナガヤのキキは、石敢當に話しかけます。

・・・これ以上書くと、ネタバレになっちゃうので、これくらいにしますが

何があっても、自分で考えて行動していってと、
そんな教えもあるような絵本でした。

5+

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