見上げると階段の先には鳥居があります。
この先は南山神社。
南山神社は、歴代の南山王が祀られているそうです。
南山とは、琉球が北山・中山・南山と3つの勢力に分かれて争っていた時代の沖縄本島南部エリアのこと。
ここ南山城跡は、南山王の居城でした。
13世紀に築かれ、14~15世紀前半が特に栄えていたようです。
発掘調査では、中国製陶磁器や、備前焼すり鉢、ガラス製のまが玉が出土されました。
尚巴志によって、最後に攻略されました。
俗に言う「三山統一」です。
今では、隣接したところに高嶺小学校が経っています。
校庭との間に塀等なく、そのまま行けるんですよね。
ここの小学校の子供たちは、「おみや」と親しみを込めてよんでいるようです。
この立派な石垣は、神社を建てる際、積み直したものです。
かつての城壁と遺構の一部は、神社の北側に残っていました。
気になる方は、行ってみてください。
小学校移設の話があるようです。
移設工事をしたときに、新たな遺構が発見されるかもしれないですね。
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