お盆は全国各地、独特な文化がありますが、沖縄ではお盆の最終日に、ご先祖様へお渡しするお土産があって・・・
今日はそのお話です。
「打ち紙」と書くそれは、「ウチカビ」と読みます。
グソー(後世)と言われるあの世で使用する通貨。
今年も、ご先祖様があの世でお金に困らないようにという願いを込めて、「ウチカビ」を燃やしお見送りました。
ウチカビの歴史はというと、14世紀後半頃に中国から伝わったと言われています。
士族の習慣だったのが、明治以降に一般的に普及していきました。
台湾や、ベトナムでも、このようなあの世のお金があるようですね。
沖縄と違うのは、単色じゃなくてカラフルだということ。
黄土色の藁でできたウチカビは、二重丸がいくつも刻印してあります。
燃やす枚数は、各家庭いろいろあって、ひとり3枚説、5枚説。
ウチは、毎年 なんとなく枚数を決めています。
それなので、大盤振る舞いの時と、節約の時があって、もしかしたら今年は少ないな。
なんて事もあったかもしれません。
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