安全祈願をする場所は、あちらこちらにありますが、ここもそのひとつ。
南城市にある「テダ御川(てぃだ うっかー)です。
「てぃだ」とは、沖縄のことばで、太陽のこと。
太陽神がこの場所に、降臨したのが名前の由来です。
琉球国王は久高島へ行く前に、ここ「テダ御川」に寄って湧き出る水をいただきました。
ノロ(女性の祭司)は、安全を祈願します。
「テダ御川」へ行くには、近くの駐車場に車を停めて、知名崎海岸(ちなざきかいがん)を歩きます。
この海岸は、沖縄のウユニ塩湖と言われている隠れた人気スポット。
季節や、時間、波の状態等、条件が揃ったとき、ごくごくたまに見えるようです。
鏡のように空を映してきれいなのだそう。
その日は、潮が引いていて、見れませんでした。残念・・・
5分程あるくと、「テダ御川」が見えてきました。
かつては、水が湧き出ていたこの場所ですが、昭和の初期頃におこなった周辺の採石工事が原因で、泉は枯れています。
と言っても、今でも聖地なのは変わらなくて、ここにいるとなんとなく気持ちがよくなる場所でした。
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