クー太くんとは、沖縄本島北部 「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」にいる二代目ヤンバルクイナです。
ガラス越しに見えるクー太くんの住まいは、自然と同じ環境で、木があり水たまりがありました。
ミミズやカタツムリもいるそうです。
天井はなくてオープンなので、雨が降ったらこの小さな森にも雨が降ってきます。
ここでは、まじかで観察することができました。
施設内は壁一面に、ヤンバルクイナの特徴などが書かれています。
日本で唯一飛べない鳥ってこと。
夜になると木の上で眠るってこと。
水浴びが大好きなこと。
スタッフの方が詳しく説明してくれます。
「ケケケケケ・・・」とか 「キョキョキョキョ・・・」って鳴くそうです。
そういえば、「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」の一代目アイドルの名前はキョンキョンでしたね。
鳴き声からの命名だったはず。
賢いヤンバルクイナは、ひとの顔を覚えていて、この人が餌をくれるっていうのもわかるそうです。
1時間おきに餌の時間があり、決まった場所から餌が出てきてました。
クー太くんは、食べ終わるとスタッフのところへいき、「ケケケ キョキョキョ」と鳴いています。
なんだか怒っているようにも見える。
と思ったら 「餌が少ないじゃないか」ってクレームだったみたい。
食べすぎないよう餌は少なめだそうです。
ミミズや昆虫、植物の実などをたべることも計算して体重管理してるんですね。
ヤンバルクイナというと、車にひかれたり、マングースや、捨てられて野生化した猫に狙われてるとニュースで聞きます。
マングースが沖縄に持ち込まれたのはハブ退治が目的で、外国から連れてきて那覇で放され、その後どんどん北へと進みやんばるまできたそうです。
飛べないな鳥ヤンバルクイナが、交通事故や動物から狙われないよう取組も書かれていました。
餌付けして人に警戒心をなくすようにしないこととか、むやみに猫がふえないようにとか…
車に乗るとき、気を付けたいですね。
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