「なはーと」で、行われている「帝国の祭典 博覧会と<人間の展示>」に行ってきました。
このポスターにもなっている有名な写真は、ご存じ大阪万博の人類館です。
アイヌ人、琉球人、朝鮮人、中国人と展示していて、開催時の1903年にも、人間を見世物にしていて、これは差別だ!と抗議の声が多かった。
…というのが私が知っていることでした。
じつは、ここに座っているアイヌ民族の方、普段は洋服を着ているけれどパフォーマンスとして座っていて、
その男性が教育に力をいれているため、資金を集めるためにしていたパフォーマンスだったらしい。
前列の子供も洋服を着ていたけれど、出演者として明治時代の日本の小学生の服装を再現していた。
って話もあるようです。
琉球人として座っている女性は、売店の仕事をしている彼を追いかけて来ていて、頼まれたかなにかでここに居る。みんな自分の意志で座っている出演者だって。
そもそも、万博の人類館は会場の外で、民間がやってたことってことを、この日初めて知る。
何かに記載されているのをそのまま信じてしまうけれど、当時どうだったのか。写真を見ながら想像を巡らせてみるっていうことも大事ですね。
この日はギャラリーツアーに参加していて、2500点集めるまでのエピソードも聞けておもしろかった。
いつも思うことだけど、質問のある方って言われても、何もでてこない・・・
どなたかが質問するのを聞くと、そうそう 私もそれ知りたかった って思うのよね。
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