那覇市と豊見城市の間を流れる国場川。
その国場川に掛かっている「真玉橋(まだんばし)」の話です。
琉球王国時代、尚真王の頃に架けられました。(1522年)
首里城、金城町石畳道、織名坂を通り、真玉橋へと続きます。
当初は、木造でした。
それが、尚貞王の頃に、石橋に改築工事されたと記述があります。(1708年)
その頃の石橋は、石造アーチ橋。
5つのアーチは曲線のあるデザインで、美しかったとのこと。
ただ残念ながら、この真玉橋も沖縄戦で破壊されてしまいます。
近年になり、橋の改修工事の際、戦前の真玉橋が発掘されました。(1996年)
それは、国場川を挟んで那覇市側と、豊見城市側、両方から現れたようです。
真玉橋遺構、国道507号線から、見える場所にありますが、
車で通過すると、気づかないかもしれません。
注意してみてみて。
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